宮崎県の対応エリアと、地域の産業別AI活用
宮崎県の人口は、令和7年国勢調査の速報値で1,018,904人。5年前から4.7%減りました。県のデジタル化推進計画は、このままだと生産年齢人口が2020年の約58万人から2040年には45万人まで減ると見込んでいます。県が令和5年に473社へ行った調査では、従業員101人以上の事業者は8割以上がデジタル化に着手していた一方、それより小さい規模の事業者では約5割にとどまっていました。人手が減ることが分かっているなら、いる人の手を空けるしかない。宮崎ではその実感が特に強い県だと感じています。
数字で見る宮崎県
研修の設計にあたって前提にしている、宮崎の公的統計です。
宮崎の主要産業別・AI活用の切り口
同じ「AI研修」でも、業種によって効く場所は違います。宮崎で多い業種について、実際にどの業務から手をつけるとよいかをまとめました。
農業・畜産
令和5年の農業産出額は3,720億円で全国第6位。うち畜産が2,483億円と県全体の66.7%を占め、畜産部門として過去最高額を記録しました。部門別の全国順位は鶏が2位、豚が3位、肉用牛が3位です。
AIで解けるところ
飼養記録や出荷データを読ませて異常の兆しを拾う、といった高度な使い方の前に、まず効くのは事務です。補助事業の申請書類、取引先への案内、GAP・HACCP関連の記録様式づくり。「毎年同じような書類を、毎年ゼロから書いている」作業がAIで一番減ります。
食料品製造業
県内の製造業は1,289事業所・従業者54,522人、製造品出荷額等は18,138億円(令和6年経済構造実態調査)。事業所数・従業者数・出荷額・付加価値額のすべてで食料品の占める割合が最も多く、県の製造業の主役です。
AIで解けるところ
商品ラベルの表示文言、バイヤー向けの提案資料、展示会の説明パネル、ECの商品説明。同じ商品を売り先ごとに書き分ける作業は、AIが最も得意とするところです。原材料や規格の情報を一度渡しておけば、あとは切り口を変えて何通りでも出てきます。
卸売業・小売業
県内でもっとも事業所数の多い業種で、全産業の25.1%を占めます。従業者数でも20.2%で最多です(令和3年経済センサス速報)。
AIで解けるところ
チラシ・POP・SNS投稿の原稿づくり、仕入先とのやりとりの下書き、売上データを貼って「先月と何が違うか」を要約させる使い方。パソコンが苦手な方でも初日から手が動く領域です。
医療・福祉
従業者数の18.7%を占め、県内で2番目に大きな雇用の受け皿です(令和3年経済センサス速報)。
AIで解けるところ
記録・報告書・申し送りの下書き。書く人によって粒度がばらつきがちな文書に、AIで型を通すと記録時間そのものが減ります。求人票づくりや家族向けのお便りにも効きます。
宿泊業・飲食サービス業
事業所数の13.3%を占め県内2番目。令和6年の観光入込客数は1,531万5千人回で前年比12.8%増、訪日外国人は284千人回で40.2%増と伸びています。
AIで解けるところ
訪日客が4割増えている以上、多言語対応が最も分かりやすい効果です。館内案内・メニュー・予約確認メールの翻訳、口コミへの返信文。口コミをまとめて読ませて「何が褒められ、何を指摘されたか」を月次で要約させると、改善点が言葉で見えます。
建設業
事業所数の9.9%を占め県内3番目に多い業種です(令和3年経済センサス速報)。
AIで解けるところ
見積書の内訳づくり、安全書類や施工計画書のたたき台、工事写真の整理ルールづくり。役所提出書類の様式に合わせて文章を整える作業をAIに渡すと、担当者の残業が目に見えて減ります。
対応エリア(宮崎県全域)
下記の市町村へ出張して研修を実施しています。記載のない地域もご相談ください。
宮崎市周辺
宮崎市/国富町/綾町
県西エリア
都城市/小林市/えびの市/三股町/高原町
県央エリア
西都市/高鍋町/新富町/木城町/川南町/都農町/西米良村
県北エリア
延岡市/日向市/門川町/美郷町/高千穂町/日之影町/五ヶ瀬町/諸塚村/椎葉村
県南エリア
日南市/串間市